埼玉県上尾市の内科・呼吸器科、榎本医院です。在宅医療、訪問診療、小児科、予防接種も対応しております。駐車場17台完備

〒362-0067
埼玉県上尾市中分1-28-7
048-725-1651
【 内 科 】
   インフルエンザ
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【 呼吸器内科 】
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【 在宅(訪問)診療 】
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【 その他 】
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   各種予防接種
   健康診断(検診)
   特定健診・後期高齢者健診
   糖尿病自己注射指導管理
   呼吸機能障害認定

上尾市 榎本医院 概要

院 長
榎本 哲
資 格
内科認定医 医学博士
診 療
科 目
内科・呼吸器内科・小児科
訪問診療(在宅医療)
住所
埼玉県上尾市中分1-28-7
TEL
048-725-1651


脂質異常症(高脂血症)

脂質異常症とは、大まかに言うと血液中のコレステロールや中性脂肪が増加する状態のことです。脂質異常症を長い間放置しておくと、血管内にコレステロールや中性脂肪がたまって、血管がつまりやすくなります。狭心症、心筋梗塞、脳梗塞などの、重篤な病気が引き起こされます。コレステロールには、血管壁に取り込まれて蓄積し動脈硬化を起こす悪いコレステロール(LDLコレステロール)と、血管が細くなるのを予防する良いコレステロール(HDLコレステロール)とがあり、LDLコレステロールを減らし、HDLコレステロールを増やすことが重要です。

脂質異常症の原因

脂質異常症の原因は食事や運動不足などの生活習慣の乱れがあげられます。その中でも食事の影響は最も大きく、高カロリーの食べ物・飽和脂肪酸・コレステロール・糖質などを多く含む食品、アルコールの取り過ぎは、コレステロールや中性脂肪を増加させます。運動不足は中性脂肪の代謝を悪くし、タバコは善玉コレステロールを減らします。それ以外にはホルモンの異常や薬の副作用により起こることもあります。一方では少ないながら家族性高コレステロール血症という遺伝性の病気もあります。

脂質異常症の症状

脂質異常症の状態であっても、自覚症状がまったくないことが多く、検診などの血液検査で偶然わかる人がほとんどです。自覚症状を認めるほどになるということは、血管がボロボロになっている状態で、治療は困難な場合が多くなります。自覚症状がないうちから、定期的な検査と治療を受けることが重要です。なお、家族性高コレステロール血症ではアキレス腱が太くなることもあります。

脂質異常症の検査

脂質異常症は、血液検査でLDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪(トリグリセライド)の値を調べます。安定している場合は3~6ヶ月に1度くらいの頻度で採血します。特に中性脂肪を正確に調べるには、朝食前の空腹時に測定することが必要です。

脂質異常症の診断

脂質異常症の診断基準は、空腹時の血液中の脂質が以下のいずれかにあてはまるかどうかです。
高LDLコレステロール血症:LDLコレステロール≧140mg/dL
低HDLコレステロール血症:HDLコレステロール<40mg/dL
高中性脂肪血症:トリグリセライド≧150mg/dL

糖尿病など他に病気を持っている人は、その程度によって基準値が厳しくなることもあります。以前は総コレステロール値が220mg/dLを超えると、高コレステロール血症と呼ばれ、治療が必要とされていました。実際に心筋梗塞や脳卒中をおこすリスクが高いのは、コレステロールの中でも、いわゆる悪玉といわれるLDLコレステロール値が高い場合ということがわかってきました。そのため最近の診断基準から総コレステロールがなくなり、LDLコレステロールで判断するようになりました。

脂質異常症の合併症

高LDLコレステロール血症や高中性脂肪血症を長い間放置していると、血管の壁に脂質がたまり動脈の壁が厚く硬くなり、動脈硬化が進行します。心臓の血管が動脈硬化を起こせば、狭心症や心筋梗塞、脳の血管に動脈硬化を起こせば、脳梗塞がおこりやすくなります。

脂質異常症の合併症

高LDLコレステロール血症や高中性脂肪血症を長い間放置していると、血管の壁に脂質がたまり動脈の壁が厚く硬くなり、動脈硬化が進行します。心臓の血管が動脈硬化を起こせば、狭心症や心筋梗塞、脳の血管に動脈硬化を起こせば、脳梗塞がおこりやすくなります。

脂質異常症の治療法

脂質異常症の治療法には、食事療法と運動療法と薬物療法があります。食事療法と運動療法を行なっても目標値まで下がらない場合は、薬物療法を行ないます。
食事療法
食べ過ぎ、脂肪分の多い食事を控え、肥満を防ぐことが重要です。
一日の総カロリーをとり過ぎないようにします。
ビタミン、ミネラル、食物繊維を多くとります。
脂肪の多い牛肉・豚肉などの肉類よりも、不飽和脂肪酸の多い青魚をとるようにします。
ビタミン、ミネラル、食物繊維(海草・キノコ類・野菜)を多くとります。
LDLコレステロールが高い、またはHDLコレステロールが低い場合特に卵の黄身・レバー・すじこ・マヨネーズなどのコレステロールの量を控えめにします。
中性脂肪が高い場合アルコールは控えめにしましょう。米・パン・めん・清涼飲料水・菓子などの糖質をとり過ぎないようにしましょう。

運動療法
運動によって、血行が良くなり、LDLコレステロールが分解され減り、HDLコレステロールが増えます。持続的に運動する習慣をつけると、太りにくい体質になります。特に中性脂肪が高い場合やHDLコレステロールが低い場合に効果があります。歩行・ジョギング・水泳等の有酸素運動を30分以上、週3~4回以上行うのがよいとされています。

薬物療法
食事療法と運動療法だけでは、目標値に届かなかった場合には、薬物療法を行います。治療薬は、大きく分けるとLDLコレステロールを減らす薬と、中性脂肪を減らす薬に分けられます。LDLコレステロールの高い人はスタチン系薬剤(クレストール、リピトール、リバロ)や脂質吸収抑制剤(ゼチーア)を、中性脂肪が高い人はフィブラート系薬剤(ヘザトール、トライコア、エパデール)を使います。

LDLコレステロールの管理目標値は、LDLコレステロール以外の危険因子の数によって、異なります。日本動脈硬化学会のガイドラインに従って表にすると以下のようになります。
(下記の表は「日本動脈硬化学会:動脈硬化疾患予防ガイドライン2007年版」から抜粋しました。)
治療方針の原則 カテゴリー 脂質管理目標値(mg/dL)


一次予防
まず生活習慣の改善を
行った後、薬物治療の
適応を考慮する
  LDL-C
以外の
主要
危険因子
LDL-C HDL-C トリグリ
セライド

(低リスク群)
0 160未満 40以上 150未満

(中リスク群)
1~2 140未満

(高リスク群)
3以上 120未満
二次予防
生活習慣の改善とともに
薬物治療を考慮する
冠動脈疾患の既往あり 100未満
LDLコレステロール以外の危険因子は
加齢(男性45歳以上、女性55歳以上)
高血圧あり
糖尿病(境界型も含む)あり
喫煙あり
冠動脈疾患の家族歴
低HDLコレステロール血症(40mg/dL未満)
以上6つです。

別資料(下記は「糖尿病ネットワーク」からです)
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2007/04/005640.php

脂質異常症の予後

一度脂質異常症の薬を飲み始めても、食事療法、運動療法によって、薬を飲まなくてもLDLコレステロール、中性脂肪の値が正常の範囲内になり薬をやめることができることもあります。しかし脂質異常症を放置すると将来動脈硬化性疾患(狭心症、心筋梗塞、脳梗塞など)を発症する確率が高くなります。

脂質異常症の注意点

症状がないため、脂質異常症の薬を飲まなくなってしまう方もいらっしゃいますが、定期的に血液中のLDLコレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪を測り、根気よく、適切にコントロールすることが重要です。


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